FC2ブログ

武田邦彦教授の「足し算」論

武田邦彦教授の「足し算」論

毎回、武田教授独特の切り口には、大変勉強させて頂いております。
1年1ミリシーベルトの放射線被曝の件で、幾つかの疑問を抱えているのですが。

年間1ミリシーベルトは「足し算」論ですと、
1年(8,760時間)で割ると、1時間当たり0.114マイクロシーベルトになり、
逆に0.114μSv/hの放射線被曝を1年間継続すると年間の総量が1.0mSvになります。
物理科学で「足し算」すると、年間1mSvは10年では10mSvにもなる訳です。

先生ご存知の、
「グレイ」は人体が受ける放射線エネルギーですから、これは「足し算」が出来ます。
これは「物理科学」で良いでしょう。


疑問点は、
「シーベルト」は人体が受ける影響の度合いですから、
0.114μSv/hの被曝影響が修復範囲内で消えて無くなれば、
何十時間後でも1年後でも増加しない筈です。

これは「生命科学」であって、
足し算は似合わないのではと思っています。、
但し複数の線源から同時に被曝すれば、之は合計されますが。

例えば、塩分摂取でも説明できそうです。
1日10グラムの塩分摂取は、1年間では3,650グラム(3.65キログラム)にもなります。

摂取総量は「足し算」出来ますが、人体に及ぼす影響は10グラム以上にはなりません。
生命体に与える影響は「足し算」とはならない事が分かります。

ガンマー放射線は赤外線と同じ電磁波の仲間のエネルギー線ですから、
例えば、生命体は強い放射線では火傷が残りますが、
軽度の火傷は、その程度次第で順次修復されて消えて無くなります。

例えば原爆による100mSvの同じ被爆量であっても、
爆発時の瞬間被爆と数日間の被爆と1年間の被爆では、

0.1秒では線量率が360シーベルト毎時,
10日間の平均は0.417mSv/h,1年間では11.4μSv/hになり、

放射線の強さを表す線量率が大きく違い、
影響の度合いも桁違いに大きく異なる筈です。

ここで重要になるのは、
危険レベルか修復可能レベルか安全レベルの判定の為に、
放射線の量ではなく、
強さを表す「放射線量率」での確認検証の作業が必須になります。

管理されている放射能はいくら多くても何百トンあっても安全です。
事故によって多量に広範囲にまき散らかされても、

放射線の強さ(放射線量率)が安全値以下であれば安全なのです。
これは簡易放射線量率計で、誰でも簡単に確認出来ます。
温度計の感覚で良いのです。

例え弱い放射線であってもDNAは傷つき、
二重らせんの超複雑な構造のため、

その修復は非常に難しく、遺伝情報が狂い、
子や孫のなどの子孫に、奇形や癌が発生するなどと脅してもだめです。

放射線の被曝があっても無くても、
毎日日常的に、数え切れない程のDNAの破損と修復が繰り返され、
持って生まれた多重免疫力によって完璧に守られているからです。

国際的に証明済みの最新の知見では、
むしろ健康に良いとさえ言えるほど安全なレベルの放射線を、

危険な筈だからと怖がり恐れている、
その為に失われている代償の大きさにこそ、恐れおののく時なのです。

どんなに弱くても、癌や奇形が発生するかも知れないという
恐怖心の払拭が急務だと思いますが、
この辺を危険論の突破口に出来ないものでしょうか。
           平成30年5月22日

関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

我知がち

Author:我知がち
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
フリーエリア
デフォルトカウンター
ブロとも一覧
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR